散歩が苦手なワンちゃんにやってはいけないこと

散歩が苦手なワンちゃんにやってはいけないこと

散歩が苦手なワンちゃんにやってはいけないこと

みなさんのお家のワンちゃんは「散歩」は好きですか?

おそらく、喜んで散歩に出かけてくれる子がほとんどだと思いますが、中には「うちの子は怖がりで散歩が苦手なんです」と相談をされる飼い主さまがいらっしゃいます。

例えば、ある飼い主さんのワンちゃんは、公園の散歩コースで他のワンちゃんに遭遇すると、急にリードを引っ張り逃げようとします。また、街中の賑やかな場所では、人の多さにビクビクして動かなくなってしまうこともあります。これらの行動は、不安や恐怖から来ているものです。

飼い主さまの心理的にも、ワンちゃんが不安や恐怖に関連した行動をすると散歩に出かけることをためらってしまうでしょう。

ワンちゃんにとって散歩はとても大切な活動です。なぜなら、散歩は運動不足解消により肥満のリスクを回避し、外の環境の刺激に触れることでストレス解消や脳が活性化されるなど様々なメリットがあるからです。

ここで大切なのは、ワンちゃんに「散歩は楽しいものだ」と思ってもらい、少しずつ慣れていくことです。

ただし、怖がっている時に飼い主さまがやってしまいがちな対応があります。
そちらをご紹介します。

1. 安心感を与えること

ワンちゃんが怖がっているときに、声をかけたり抱っこしたりすると、その行動が安心できる手段だと認識されてしまい、さらに怖がる行動が強化されてしまいます。例えば、散歩中にワンちゃんが止まって動かなくなった場合は、無理に引っ張らず、声をかけずに黙って待ってみてください。
例として、ワンちゃんが公園で足元に隠れてしまった時に、飼い主さまが「大丈夫だよ、怖くないよ」と声をかけてしまうと、ワンちゃんは自分の行動が正当化されたと感じ、さらに隠れることを選択するようになります。
代わりに、静かにしていてあげることで、ワンちゃんは自分から再び出てきて安心できるようになるかもしれません。

2. 逃げる方向について行くこと

散歩中に苦手なワンちゃんや人に遭遇したとき、ワンちゃんが逃げようとする方向について行ってはいけません。それではワンちゃんが逃げることで苦手な状況から逃れることができると認識し、恐怖が増幅されてしまいます。相手の犬から遠ざかるように歩く方向を決めることが大切です。
例として、ワンちゃんがリードを引っ張って逃げようとする時に、飼い主さまが一緒に逃げるようにしてしまうと、ワンちゃんは自分の行動が正当化されたと感じ、逃げる行動がますます強化されてしまいます。
代わりに、ワンちゃんが逃げようとしている方向とは違う方向に歩き出すことで、ワンちゃんは飼い主さまが決定権を持っていることを理解し、少しずつ落ち着いてきます。

3. 叱ったり、無理にリードを引っ張ること

ワンちゃんに対して叱ったり、体罰を与えたり、リードを無理に引っ張ることは避けましょう。これらの対応はワンちゃんに苦痛や嫌悪感を与えてしまい、恐怖を増幅させてしまいます。
例として、ワンちゃんが他のワンちゃんに吠えた時に、飼い主さまが叱ってしまうと、ワンちゃんは吠える行動が正当化されたと感じ、ますます吠えるようになってしまいます。
代わりに、落ち着くまで待ってあげたり、散歩中のリードを緩めてあげることで、ワンちゃんはリラックスしやすくなるでしょう。
ワンちゃんの不安や恐怖に対して、優しさと理解を持って接することが大切です。

お散歩時に犬に靴を履かせることについて

日本の多様な気候と地形は、愛犬の肉球に多くの負担をかけます。特に都市部ではアスファルトが多く、夏はものすごい暑さになってしまい、冬は除雪剤が散布されることもあり、犬の肉球にダメージを与える可能性があります。
また、滑りやすい地形が多い地域は、転んで怪我をしないように、犬に靴を履かせることも選択肢の一つです。

犬に靴を履かせることの3つのメリット

①夏と冬は肉球のトラブルが増えます。

夏はアスファルトの熱さ、冬は冷たさと塩分による刺激が主な原因です。これらを防ぐことができます。

②ケガの予防や介護にも使える

シニア犬の例
特にシニア犬には、関節や筋肉が弱っているため、滑りやすい地面でのケガが増えます。
犬の靴を使用することでケガの予防率が減少することが示唆されています。

③足の皮膚トラブルがある場合に

犬の靴を使用することで、足の洗浄回数が減少し、皮膚トラブルも減ります。

犬の靴は、愛犬の健康を守るために非常に有用なアイテムです。この情報が、愛犬とのより良い生活の一助となれば幸いです。