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ペットベッツ栄養だよりvol.104

2022.07.12ブロマガ

脳の老化も食事でサポート!?~認知機能の低下は意外と早い!?~

高齢になると、からだの諸機能や代謝が低下するのは、人も犬や猫も同じです。

原因は様々ですが、ミトコンドリアやグルコースの代謝異常によるエネルギー不足が根本にあります。特に脳は代謝が活発な臓器で、安静時エネルギー要求量の25%も消費するため、エネルギー不足は認知機能の低下や行動異常の原因に。

高齢動物に限ったことかと思いますが、なんと犬では 6 歳までに脳全体の最大25%が機能低下するとか!?

一方で、猫は診断が難しいこともあり、50%以上低下するのは 15 歳以上だとのこと。

脳の機能低下を遅らせるために役立つのが食事と、ある種の栄養素、そして腸内細菌叢です。
中鎖脂肪酸、ビタミンB群、オメガ-3 脂肪酸、アルギニン、l-カルニチンや抗酸化成分など脳に良い栄養素ですが、基本はバランス後れた食事、十分な水分摂取、適正体重と健康な腸内細菌叢の管理です。
日頃から、健康管理の一部として食生活や環境の見直し老化を遅らせるようにしましょう。

因みに、人では「トランス脂肪酸、揚げ物、マーガリン、ファーストフード」などを食べている人に認知機能の低下が多く、魚やビタミンB、C、D、E を多く摂取している人が認知機能や脳の大きさが正常だったとか。

ペットベッツ栄養相談とは?
ワンちゃん、ネコちゃんの健康管理を食事の面から動物病院と一緒にサポートシステムです。
問題点を探して改善に導きます。栄養相談ご希望の場合は、担当獣医師の先生にご相談下さい。
ペットベッツ栄養相談 ペット栄養コンサルタント 奈良 なぎさ